mirror of
https://github.com/kokonect-link/cherrypick
synced 2024-12-18 16:48:30 +09:00
5.4 KiB
5.4 KiB
Misskey構築の手引き
Misskeyサーバーの構築にご関心をお寄せいただきありがとうございます! このガイドではMisskeyのインストール・セットアップ方法について解説します。
英語版もあります - English version also available
1. Misskeyユーザーの作成
Misskeyのrootで実行しない方がよいため、代わりにユーザーを作成します。 Debianの例:
adduser --disabled-password --disabled-login misskey
2. 依存関係をインストールする
これらのソフトウェアをインストール・設定してください:
依存関係 📦
- Node.js と npm
- MongoDB (3.6以上)
- Redis
- ImageMagick
オプション
- Elasticsearch - 検索機能を向上させるために用います。
3. Mongodbの設定
ルートで:
mongo
mongoシェルを起動use misskey
misskeyデータベースを使用db.users.save( {dummy:"dummy"} )
ダミーデータを書き込みDBを初期化db.createUser( { user: "misskey", pwd: "<password>", roles: [ { role: "readWrite", db: "misskey" } ] } )
misskeyユーザーを作成exit
mongoシェルを終了
4. Misskeyのインストール
su - misskey
misskeyユーザーを使用git clone -b master git://github.com/syuilo/misskey.git
masterブランチからMisskeyレポジトリをクローンcd misskey
misskeyディレクトリに移動git checkout $(git tag -l | grep -v 'rc[0-9]*$' | sort -V | tail -n 1)
最新のリリースを確認npm install
Misskeyの依存パッケージをインストール
5. reCAPTCHAトークン
MisskeyはreCAPTCHAトークンを必要とします。 https://www.google.com/recaptcha/intro/ にアクセスしてトークンを生成してください。
(オプション) VAPIDキーペアの生成
ServiceWorkerを有効にする場合、VAPIDキーペアを生成する必要があります:
npm install web-push -g
web-push generate-vapid-keys
6. Make configuration file
cp .config/example.yml .config/default.yml
.config/example.yml
をコピーし名前をdefault.yml
にする。default.yml
を編集する。
7. Misskeyのビルド
次のコマンドでMisskeyをビルドしてください:
npm run build
Debianをお使いであれば、build-essential
パッケージをインストールする必要があります。
何らかのモジュールでエラーが発生する場合はnode-gypを使ってください:
npm install -g node-gyp
node-gyp configure
node-gyp build
npm run build
6. 以上です!
お疲れ様でした。これでMisskeyを動かす準備は整いました。
通常起動
npm start
するだけです。GLHF!
systemdを用いた起動
- systemdサービスのファイルを作成:
/etc/systemd/system/misskey.service
- エディタで開き、以下のコードを貼り付けて保存:
[Unit]
Description=Misskey daemon
[Service]
Type=simple
User=misskey
ExecStart=/usr/bin/npm start
WorkingDirectory=/home/misskey/misskey
TimeoutSec=60
StandardOutput=syslog
StandardError=syslog
SyslogIdentifier=misskey
Restart=always
[Install]
WantedBy=multi-user.target
systemctl daemon-reload ; systemctl enable misskey
systemdを再読み込みしmisskeyサービスを有効化systemctl start misskey
misskeyサービスの起動
systemctl status misskey
と入力すると、サービスの状態を調べることができます。
Misskeyを最新バージョンにアップデートする方法:
git fetch
git checkout $(git tag -l | grep -v 'rc[0-9]*$' | sort -V | tail -n 1)
npm install
npm run build
メモリが足りなくてビルドできない場合
Misskeyの(クライアントの)ビルドには、目安として8GBくらいのメモリを必要とします。 VPSなどでビルドする時は、もしかしたらメモリが足りなくなる可能性があります。 そうなった場合、もしVPSではなくあなたのPCが十分なメモリを搭載しているなら、あなたのPC上でビルドし、生成されたファイルをVPSにFTPでアップロードする方法を採ることができます。
- あなたのPC上にMisskeyをインストールする
- 設定ファイルを用意する。設定ファイルは、サーバーに合わせた設定にします。
- npm run webpack
- built/client をサーバーにアップロードする
- サーバー上で、npm run gulp